トップメッセージ

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私たちは1957年よりおよそ60年にわたり、山口県岩国市を中心に、自動車関連事業をさせていただいています。これはひとえに、皆様のご支援ご厚情の賜物と深く感謝申し上げます。
2014年、私たちは新たに電動バイクのメーカー、株式会社ツバメ・イータイムを設立いたしました。事業の目的は、電動バイクの世界的な普及を通じて、深刻化する地球環境問題を改善することです。さらに、地域中小企業発展の新たなモデルとなることを志すものです。

地球環境問題の改善
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CO2などの温室効果ガスの排出によって、地球温暖化は深刻度を増しています。そして、これに起因する異常気象は世界各地に甚大な自然災害を招いています。世界中の国々が温室効果ガスの速やかな削減を認識するなかで、その取り組みは各国の利害に阻まれて、なかなか進捗しないのが実情です。
特に新興国では、主要な交通手段をガソリン二輪車に頼る人々が多く、排気ガスの排出は人体へ及ぼす影響も含めて大変深刻です。
私たちは、温室効果ガスを排出しない電動バイクを国内はもとより、世界へ普及させることにより、地球環境問題の解決に直接、貢献してまいります。

日本の中小企業だからできること
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現在、日本の大手メーカーも同様に電動バイクを製造・販売しています。それらの多くは高い技術力を背景に、高機能・高性能を誇ります。しかし、東南アジア等の新興国の人々にとってそれらは、とても高価な買い物。暮らしの足として利用することは難しいようです。また、大手メーカーにとってガソリンエンジンから電気への転換は、長年培った伝統とブランド、そして巨大な組織であるがゆえに、容易ではありません。
私たちは、ベンチャー企業であるがゆえの機動力を発揮して、市場が求める必要十分な性能の電動バイクを求めやすい価格で提供します。
なお、私たちのような中小企業が、電動バイクのメーカーになることのできた背景には、EV(Electric Vehicle) そのものがシンプルな構造でできていることが挙げられます。モーター、バッテリー、コントローラーという組み合わせ。それはまるで、必要な部品を集めて製造されるパソコン製造のようです。実際に電気自動車を製造・販売するテスラモーターズ社(米国)は会社設立後、わずか10年足らずで時価総額3兆7千万円の企業へ成長しています。しかも、そのCEOは自動車業界に精通していたわけではありません。
必要十分な性能をより求めやすく、そして日本の企業ならではのきめ細やかなサービス等を加えて、世界のマーケットでの普及を実現します。
中小企業の新たなビジネスモデルを創る
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私たちは電動バイクの事業を通じて、中小企業の新しい発展方向を示したいと考えています。日本経済は私たち中小企業が支えています。それゆえに、大企業の影響を受けやすい体質なのも事実です。大企業の業績や方針転換、ひいては国の政策等により、経営の根幹が左右される辛苦を味わうこともたびたびありました。このような状況を解決するには、大企業や国の政策に頼らない事業へのシフトを図る必要があります。その一つが海外マーケットへの進出です。
中小企業には大手企業にはない機動力という強みがあります。特に海外でのビジネスにおいては、トップ自らが出向いて即決することによって、スピード感溢れる事業展開が可能です。また、日本企業であることそのものが、相手に信頼や安心を与え、プラスに働くことを肌で感じています。
日本経済の屋台骨である中小企業、その将来を明るく照らすビジネスモデルを、私たちは体現しようとしています。
地域の活性化と雇用創生。「一隅を照らす」
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東京一極集中の一方、地方は産業の空洞化、人口の流出等、大変困難な状況にあります。私たちが拠点を構える山口県岩国市も例外ではありません。
私たちは、この岩国の地において、電動バイク事業を発展させることに重点を置いています。それは、事業を通じて雇用を創出し、地域の活性化に貢献したいとの考えからです。幸いに海外へのビジネスは、必ずしも都会でなければできない事業ではありません。また、先にも述べたように、電動バイクはさまざまな部品の組み合わせにより製造されます。山口県内の多様な企業と共に水平分業体制をつくり、山口県全体を盛り上げる可能性を秘めています。いつの日か、オール山口で完成させた製品で世界を席巻するようなときが訪れるかもしれません。
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」(最澄)。山口県という一隅を照らす光が他の地域にも出現し集まれば、国全体を照らすことになる。その志を遂げようとしています。
維新の志を胸に
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地球環境問題、エネルギー問題、そして産業構造の世界的な転換期のなか、日本経済は閉塞的な状況から抜け出すことができないでいます。その一方で、グーグル、アップル、インテル、テスラモーターズ等の急成長し、世界経済をけん引するベンチャー企業が米国にはたくさん生まれました。
日本の苦難を憂うとき、幕末に立ち上がった同郷・長州の志士たちのことが思い起こされます。私たちは長州人であることに誇りを持ち、電動バイクの事業を通じて、この国、そして世界に貢献する所存です。
日々、足元を確かめながら、資金とのバランスをとりながら、コツコツと、しかしスピード感をもって、事業の成功へと走り続けてまいります。
不思議なもので、この事業を達成することが、あらかじめ定められた私の宿命のように思えてなりません。10年、20年かかろうと、例えわたしが生きている間に成果を見ることがなかったとしても、今、この時に、この事業を、この形態で始めなければ、中小企業の未来を担う新しいモデルは生まれないのだと、確信しています。これが私たちの挑戦です。